『スマートフォンで
  おもしろフォト・アート』

講師 高橋 延昌

どうやって撮影したの?それは秘密です。
こちらの作品は、デジタルによるメディア表現の可能性を身近に感じてほしいという願いを込めたワークショップで、小中学生が撮りました。

スマートフォンやタブレットのカメラやアプリなどを使うと、実際にはありえない楽しい映像作品を撮影することができます。「『光の軌跡』も『トリックアート』も、デジタル機器を使って、みんなで楽しい『時』を過ごすことを意識しました。錯覚を利用して、『時』を自在に楽しむ、その面白さを味わってほしい」と、高橋先生。

「スマートフォンでおもしろフォト・アート」の最初のプログラム、「光の軌跡」では、赤、青、緑、の粒球を1人で1つ持ち、文字担当と絵担当に分かれて、暗い部屋で撮影しました。シャッターを切る高橋先生と呼吸が合ってくると、子どもたちの掛け声もどんどん大きくなっていきました。 続いて「トリックアート」では、スマートフォンやタブレットのバーストモードを使って、構図に遠近法を利用するなどして撮影しました。
最初は、少々緊張気味だった子どもたちも、時をあやつる面白さに気づくと、飛んだり、跳ねたり、パンチしたり、撮る人も、撮られる人も、協力し合って工夫を重ねていました。

少しだけ時間を止めて、子どもたちが夢中になって撮り続けたフォト・アートを隅々まで味わってださい。

作品一覧

会津美里町

第一小

坂下中

INSTRUCTOR

会津若松市在住(宮城県出身)。会津大学短期大学部産業情報学科准教授。筑波大学大学院修了。グラフィックデザイン、デザイン教育、基礎造形が専門。広告、 出版、印刷、パッケージ、PRデザイン、CGによる教育研究(小学校から高校まで)を行っている。地域ブランドや地域活性化の産学連携にも取り組み、奥会津地方・只見線沿線の活性化デザイン、自治体のイメージキャラクターやロゴデザインも多数。

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